純文学

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喜びも悲しみも知らない姫君の生涯【六の宮の姫君 感想とあらすじ】

読書感想ブログ。今回は芥川龍之介著「六の宮の姫君」をご紹介。この作品は、喜びも悲しみも知らない姫君の流されるがままに生きた生涯を描いた作品です。主人公の姫君に良い感情を抱けない方も多いかもしれませんが、平安時代と現代の差や彼女なりに努力をしようとした姿が感じられます。
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誰が一番偉いのか【どんぐりと山猫 感想とあらすじ】

読書感想ブログ。今回は宮沢賢治著「どんぐりと山猫」をご紹介します。主人公がどんぐりと山猫の裁判に巻き込まれるというどこか可愛らしいファンタジーを含みながら、「偉い」ということに拘らないことの難しさを表現しているお話です。
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少女の平凡な日常【女生徒 感想とあらすじ】

読書感想ブログ。今回は太宰治著「女生徒」をご紹介。人間失格で有名な太宰治が書くまるで生きている少女のような文章に、多くの人が共感する事でしょう。
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客を料理にして食べる店【注文の多い料理店 あらすじと感想】

読書感想ブログ。今回は宮沢賢治著「注文の多い料理店」をご紹介。国語の教科書にも載っている名作短編小説。恐ろしくもユーモラスな世界観と独特なオノマトペが読み手を料理店に迷い込ませることでしょう。
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「江戸時代」VS「明治時代」【坊っちゃん 感想とあらすじ】

読書感想ブログ。今回は「坊っちゃん(夏目漱石著)」をご紹介。正義感溢れる無鉄砲者の坊っちゃんが、権力を重視する教頭に挑んでいく姿には「江戸時代の思想」と「明治時代の思想」のぶつかり合いを感じさせるお話。
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「道化」という仮面をかぶり「人間」を演じる【人間失格 感想とあらすじ】

読書感想ブログ。今回は人間失格(太宰治著)の手記ごとにまとめたあらすじと感想をご紹介。--「道化」という仮面をかぶり、「人間」を演じてきた主人公は、道化が見破られるたびに打ちのめされ、最後は完全に打ち砕かれて、ついに「人間」を演じる事が出来なくなりました。